ゆずり葉花暦『紫陽花の季節』

梅雨入りの声を聞いたのを忘れてしまうほど、爽やかな青空に心地よい風過ごしやすい毎日ですね。

ゆずり葉の小径では、毎日紫陽花が表情を変え楽しませてくれています(*^^*)

和名の「アジサイ」は、あづ(集まる)+さあい(真藍・青い花)という、紫陽花の花が咲いている様子に由来し、それが変化したと言われています。紫陽花は色が変化することから、別名を「七変化」「八仙花」とも呼ばれ、彩の移り変わりを楽しませてくれるお花。今年はとてもたくさんの花を咲かせてくれそうで、どのような七変化をお届けできるかワクワクしています。


おたふく(ポップコーン)も優しい淡いグリーンから、可愛らしいまあるい花びらをひろげ、色もピンク色からブルーへと変化しながら次々と花を咲かせてくれています。
皆さんもご存知の通り、紫陽花の花びらのようなのは萼(ガク)。ガクも色んな形がありますね。

ひときわ、目を惹く鮮やかなマゼンタピンクの紫陽花は
シティーライン“パリ” 名前に負けずとってもおしゃれで華やかです。

四枚の萼の様子から「四葩(よひら)」と、とても風情ある呼び名もあり、万葉集など和歌にも詠まれるほど昔から身近で親しまれてきた紫陽花。日本古来の原種はガクアジサイやヤマアジサイ。ゆずり葉にも赤と青のガクアジサイや山紫陽花の渥美しぼりも咲き始めています。

墨田の花火も爽やかにはじけるように咲き始めています。


淡いピンクから、淡い水色へと優しく毎日変化が見られています。
爽やかな青空にとても涼し気です。

学名の「Hydrangea(ハイドロランジア)」は、ギリシャ語の水(hydro)+器(angeion)で、「水の器」「水がめ」を意味し、梅雨のシンボルの様な紫陽花は皆さんもご存知のとおり、とってもお水が大好きです。
ゆずり葉の紫陽花たちも、青空を見上げながら空からのシャワーを待ちわびているようです。


カシワバアジサイのお隣に小さく咲き始めたアナベル。
これから大きく真っ白になっていくのが楽しみです。

 

ゆずり葉花暦『葉っぱの形』

ぼちぼち梅雨がやってきますね。

草木が大喜びするの恵みの雨も、あまり長続きしてしまうとお外に遊びに行けず、ママと赤ちゃんも退屈な日があるかもしれませんね。そんな時はお家の中で「お絵かき」を楽しんでみてはいかがですか?

『葉っぱ』を描くと・・・いつも同じような形🌱になりがち…ではないですか?
葉っぱにも色んな形や色がありますよね。

よく描く葉っぱの形
 
これは①くちなしの新芽。 ②よく見ると緑の真ん中にお花の赤ちゃん、緑色の「つぼみ」もありますね。

こちらは、ご存知
 
柏餅の柏の葉に形が似ている『カシワバアジサイ』の葉っぱ、です。


花が終わった『ミツマタ』からも新芽がでて、どんどん大きく葉をひろげています。

 
葉っぱなのにパステルカラーのような色とりどりのグラデーションが綺麗な「ツボサンゴ(ヒューケラ)」スルリと伸びた枝先につけた可愛らしい小花も赤やピンクに白と色とりどりです。

 
カエデには、いろんな種類があって、葉っぱの形も色々ですね。赤ちゃんのおててのようでもあり、可愛らしいですが…小さなちいさな「たけとんぼ」も発見出来ました。種を育てて遠くに飛ばせれるかな??

まるくて大きな葉は「ハクウンボク」葉っぱは仲良し3兄弟

大きな葉の下に小さな葉が2枚つくことが多く、3枚セットで三つ子の兄弟のように仲良し

こちらも三葉。枝先に3枚の葉を出すことに由来して「三葉躑躅(ミツバツツジ)」花が終わって葉が出るのに…今年はお花の姿を見ぬ間に葉が出てきましたが、紅葉もきれいな葉っぱなので秋までのお楽しみ。きれいに色づいてくれるといいですね。

それでは、雨が上がったら色んな葉っぱ探しにお散歩に出かけてみてくださいね。

はらぺこ青虫🐛さんのお食事会に遭遇するかもしれませんょ。

ゆずり葉花暦『初夏のお庭』その③

新緑の草木のみずみずしい緑色は、爽やかな青空に映えますね。
いよいよ5月ももう終わり・・・

新緑から深緑へ。
若葉から青葉へと、同じ樹木の葉っぱでも毎日緑色が変化していく姿は四季の移り変わりを感じらていいものです。

最近のゆずり葉の朝の光景・・・

中庭を囲んでお庭を眺められる窓には、ちょうど朝ごはんの時間に優しい日差しが差し込みます。
食後に赤ちゃんと一緒にママ達もひとときの日光浴を楽しんでもらったり

お庭を眺めて季節を五感で感じてもらったりと。のんびり過ごしていただいています。

毎日、同じものを見ていてもちょっと視点や意識が変わるだけで「発見」の連続です。

ゆずり葉のもともとのお庭にずっとある樹。

とっても大きな樹なのに普段はあまり目にもとめず存在感のない樹
5月のある日に、樹木の上に雪が降ったかのような白い花が一斉に咲きました。

梅の花に似た白い小花をいっぱいつけ、存在をアピールしているかのようで。よく見るととっても上品で可愛らしいお花。
花の形や放射状につける葉や小枝が特徴的で、車軸のように見えることからついた名前『車輪梅(しゃりんばい)』
木斛(もっこく)の花に似ていることから、「ハナモッコク」といった可愛らしい別名もぴったりなお花。

毎年、こんなに可愛らしいお花を咲かせてくれていたのに気づかなかったな~と眺めていると、1週間もたたないうちに見ごろを終えていきました。樹皮や根にはタンニンを多く含み、特有の渋い黒色と光沢が特徴の奄美大島特産の「大島紬」の染料に使用されたり、ある県や市では天然記念物としても慕われている樹。

来年は、『車輪梅』咲き始めの一輪から。そして甘い香りも楽しみたいなと思います。

今は、『カシワバアジサイ』が見ごろを迎えています。
ゆずり葉の小路のあじさい達が一斉に咲き始める準備をしているので、6月は色とりどりになりそうな予感でワクワクしています。

 

ゆずり葉花暦『初夏のお庭』その② 今日がお誕生日

今日もとても良いお天気でしたね。青空に若葉の瑞々しい緑がとても気持ちがよいですね。

馴染みのお花がいっぱいの春のお花畑と違い、新緑の季節は「名前を知りたくなる草木」が毎日のようにお花をつけてアピールしてくれています。

こちらは、今日のお庭なんですよ。植物園のようでとってもワクワクしてしまいます。
 

可愛らしい小さなお花ばかりですが、咲いてくれた姿を見つけると宝物を見つけた気分でとっても幸せな気持ちになれます。
みなさんはご存じのお花はありましたか?

どのお花も一番素敵な時期にご紹介したいのですが、今日はこのお花を

 

5月12日の誕生樹『カラタネオガタマ・ポートワイン』(唐種招霊)
別名を「バナナツリー」とも言われる、バナナの様な甘い香りのする常緑樹
花言葉も「甘い誘惑」と、とっても甘い香りが特徴的なモクレン科のこの樹

大雪にも負けずにしっかりと葉を落とさずに、寒い冬の間につけた花芽は産毛のようなコートを着ていましたが、いつのまに衣替えをしたのかしら?

   

唐種(からたね)とは中国が原産という意味で、招霊木(オガタマノキ)という、この樹と仲間の原種が日本にもあります。

招霊木は、天に向かって真っすぐに枝を伸ばすことから神霊を招く依り代として神事にも用いらていた縁起の良い樹木。
実は、皆さんにもなじみのある物にデザインされているんですよ。
お財布から一円玉を出して、裏側を見てくださいね。描かれている枝と葉が「オガタマノキ」なんですって。
知りませんでした。可愛らしいデザインですよね。

 

 

ゆずり葉花暦『初夏のお庭』その①

みなさんGWはいかがお過ごしでしたか?
ゆずり葉ではパパの長期休暇を楽しみにお誕生してくれたベビーちゃんや、新しく仲間入りした小さな家族をニコニコ笑顔で囲むお兄ちゃんお姉ちゃんの嬉しそうな姿に微笑みながら、とても和やかな毎日を過ごしていました。


憩いの広間もいつもより賑やかに、たくさんの家族の団欒の場となり見ごろを迎えた新緑に映えるツツジも楽しんでいただけたようで嬉しく思っています。

 
初夏の風に誘われて鮮やかに咲き始めてくれた『レンゲツツジ』
やさしい朱色のほかに、黄色のお花をつけてくれたのは『キレンゲツツジ』

写真では分かりにくいのですが、5㎝近くある大きめのお花で一気に咲き始めてくれたのでお庭も一気に華やかになりました。レンゲツツジは、花と葉が輪状に並ぶ様子がレンゲ(蓮華:ハスのこと)の花に似ていることに由来し名付けられました。

レンゲ草と並べてみると、つぼみの時の姿はよく似ていますね。

以前にご紹介したこちら…みなさん覚えていますか??

レンゲツツジの朔花(さっか)です。朔花の間から伸びる枝の先には花芽が見られたのが年が変わる前のこと

 
冬の間はグッと寒さを耐え忍んで、桜が咲き始めた頃から花芽もどんどん膨らんで、いつの間にかレンゲのような形に変身していました。花ひらくまでを思うと華やかな時期はあっという間ですが、今は青々と葉広げ太陽をいっぱいに受けて夏がやってくるのを待ちわびているようです。

街中でも見ごろを迎えているツツジ
ゆずり葉には,他にも『ミツバツツジ』『キリシマツツジ』そして、ツツジ科のマゼンタが鮮やかな『シャクナゲ』が咲いてくれています。
 
 
季節のお花はいいですね。

 

ゆずり葉花暦『♪咲いた〜咲いた〜』

あっという間に桜の季節が終わり、初夏の風が気持ちよい季節になってきましたね。
菜の花の咲くころの長雨を『菜種梅雨(なたねつゆ)』と言うそうです。
4月に入ってやっと、のんびりだった桜が咲き始めた頃に、たくさん雨が降りましたね。

桜の花が散っちゃうなぁ〜青いお空の下お花見したいなと、空ばかり見上げていましたが
ゆずり葉のお庭では草木が
一雨ごとに暖かくなる日々、そしてたっぷりのお水(雨)をとても嬉しそうに
毎日毎日その姿を変えて楽しませてくれていました。

なかなかご紹介できなかった、ゆずり葉『四月のお庭』をお届けします。

ヒヤシンスのお花が咲き揃い彩も鮮やか、かおりも優しく憩いの広間を和ませてくれました。
 
ゆずり葉のチューリップは原種系のチューリップが4色
紫色のチューリップは「プルケラフミリス」

 
純白の花びらに中央の上品なブルーが素敵な「ブルーチューリップ」

 
他のチューリップから遅れること約1ヶ月・・・
ツツジとの共演で華やかさを増している「ペパーミントスティック」

朝早くから太陽を浴び、日中は白いお星さまのように大きくひらいて風に揺れています。

もう一種類、チューリップが咲いてくれるようなので、どんな色のお花かなぁと楽しみにしています。

そして、スイセンも色んな種類が次々と咲いてくれました。

本当に、どのお花を見てもきれいですね〜。
次は、どんなお花が咲いてくれるのでしょうね。

ゆずり葉花暦『紅色のお花』

今年もきれいに咲いてくれました。
ゆずり葉クリニックの垣根。ひときわ目を惹く紅色のお花。

紅花常盤万作「べにばなときわまんさく」です。

 

みなさんが、お花の名前を聞いて下さるので、とても嬉しいです。

今年はのんびりだった桜と同じくらいちょっぴり
いつもよりゆっくり見ごろを迎えています。

昨年の紅花常盤万作のご紹介をどうぞ ↓

花暦*ゆずり葉の春

ゆずり葉花暦『イロトリドリの花ことば』

今年の桜は🌸どこものんびりな様ですが…
春分を過ぎ、ゆずり葉のお庭は毎日春色に変身中です!

ぐるりとお庭を囲んで、みんなを笑顔に、そして会話も弾みます。
ぽかぽか陽気の日は朝夕で随分と様子も変わるので、お庭を眺めながら
入院中のお昼間はゆったりとした時間を和やかに過ごしていただけているようです。
(夜は赤ちゃん達は元気いっぱいにぎやかですからね…)

 
先日退院された、赤ちゃんのお兄ちゃんは…
「お庭にトウモロコシがあるよ!」ってお母さんにお話ししていたそうです。
本当ですね。トウモロコシみたい。

「お花が咲くんだよ~。なにのお花かな??」って。
赤ちゃんを迎え、上のお子さんとの時間もゆっくりと過ごしていただけていると、とても嬉しいです。

 
3月4日の開院記念の頃、芽吹き始めたばっかりだった『ヒヤシンス』もこんな素敵に咲いてくれました。
紫のヒヤシンスの花言葉は「初心の心」
一人ひとりを大切に、みなさんに真心を込めて…
お子さんや家族の成長を願い、ゆずり葉も共に成長していきたいなと思っております。

「スポーツ」「ゲーム」「遊び」・・・。

えっ?突然、何かしら??と思われた方もおられるかと思いますが…
これもヒヤシンスの「花言葉」なのです。面白いですね。

  

「ヒヤシンス」の学名「Hyacinthus(ヒヤシンサス)」は、ギリシャ神話の美少年「ヒュアキントス」に由来し、「スポーツ」「ゲーム(試合・競技)」「遊び」の花言葉は、ヒュアキントスをめぐったギリシャ神話の中でのエピソード「円盤投げ」にちなんでいます。

「ヒヤシンス」は彩りも鮮やかで、それぞれ色別にも花言葉があるのでご紹介してみましょう。
紫のヒヤシンス*「初心のこころ」「初恋のひたむきさ」
赤いヒヤシンス*「嫉妬」「悲哀」
ピンクのヒヤシンス*「しとやかなかわいらしさ」
白いヒヤシンス*「控えめな愛らしさ」「心静かな愛」
青いヒヤシンス*「変わらぬ愛」「誠実さ」
黄色いヒヤシンス*「あなたとなら幸せ」「勝負」

花言葉には色々ありますが、春なので前向きなものを選んでみました。
「赤」色だけは、どの花でもちょっと情熱的なものが多いですね。

一番乗りにお庭を賑わせてくれていた、黄色組のお花もどんどん咲いてくれています。
  

次はチューリップが花をつけてきてくれたので、さらに賑やかなお花畑の様子がお届けできるかな?

みなさんも春を探しにお出かけしてみてくださいね。

ゆずり葉花暦「さきくさの咲く頃」

 

『「ミツマタの花」が咲きました。』は、春(仲春)の季語…春のごあいさつ。

 
とっても可愛らしい手毬のような優しい白黄色いのお花の「ミツマタ」
咲き始めより、黄色い色は優しい白黄色(クリーム色)に変わってきているような感じがします


こちらの朱色のお花は「アカバナミツマタ」「ベニバナミツマタ」とも呼ばれる園芸種。

日本で最も古い和歌集である「万葉集」にも記されているミツマタ。万葉集では「サキクサ(三枝)」の名前で詠まれているものがミツマタを指していると言われ、また「幸草(サキクサ)」とも呼ばれミツマタは、縁起の良い吉兆の草とされており、あの柿本人麻呂も和歌(やまとうた)を詠んでいます。

◉春されば まず三枝(さきくさ)の幸(さき)くあれば 後にも逢むな恋ひそ吾妹「柿本人麻呂」
春になればまず先に咲く「サキ」草のように「幸〔さき〕」く〔つつがなく〕あることが出来たならば、のちにまた会いましょう。恋しがらないでください、わが愛しい人よ。

昔から春は出会いと別れ…門出の時だったのでしょうか?

この「ミツマタ」は面白いんですよ。なぜ?こんな名前がついているのか?一度じっくり枝を見るとなるほど!と忘れられない樹形をしているのです。
漢字で書いてみると想像できるでしょうか?「三椏・三又(みつまた)」
そう、枝分かれしているところがどこを見ても、必ず三つ又に分かれているのです。

根元も…
 

枝先も…

この三つに分かれている枝から、サキサクには真ん中という意味もあり、夫婦の真ん中に子を寝かせ添い寝している様子を詠った、我が子を慈しんだ和歌もあるようです。

樹皮は、「こうぞ」などと同様に古くから和紙の原料として利用されていて、ミツマタを原料とした和紙は光沢があり丈夫でしなやかで破れにくいという特徴から、紙幣の原材料のひとつとして用いられていて実は身近な植物のひとつだったりします。

冬に葉を落とす落葉性の低木で、葉より先に花が咲くことからも「先草=サキクサ」と呼ばれるようになったという説もあり、チンチョウゲ科の仲間で、歳時記をひもとくと「黄瑞香」という別名=「黄色くて目出度い香り」の名の通り、沈丁花にも似たとても上品な和の香りが漂ってくれます。
こればかりは、お届けできないのが残念なのですが、沈丁花の香りとともに優しく風にのってゆずり葉を包み込んでくれていますので、駐車スペースでは楽しんでいただけているようです

お花の咲いている時期に葉っぱがないので、花が隠れることが無いので樹全体が色づいたようになりとてもきれいです。闇夜のお庭にあっても、光を浴びて優しい白さで和ませてくれています。

柿本人麻呂もこの香りにこころ動かされ歌を詠んだのですね。

春分を過ぎ、毎日毎日彩鮮やかにお庭が賑わってきてくれていますので、明日はお花畑をご紹介しますね

ゆずり葉花暦『春の色』

瑞香(ずいこう)とは…沈丁花の漢名。
その名の通り、爽やかな優しい甘い香りに誘われて
ゆずり葉のお庭は、少しずつ春のお花畑に変身してきました。

   

お庭の真ん中で元気な黄色いお花…『クロッカス』
   
クロッカスの
黄色いお花はとても元気が出てきます。

こちらも黄色いお花…
沈丁花の足元にスラッとしたお花「かおり水仙」
  

日に日に黄色い小さなお花を咲かせてくれる『ミツマタの花』
花手毬のようになるのが楽しみです。

暖かい春の陽ざしは、日々お庭を賑やかにいざなってくれます。
皆さんも春を探しにお散歩に出かけてみてくださいね。