ゆずり葉花暦『やまぼうし』

日差しも強く暑いなり日が続きますね。梅雨明けも間近でしょうか?
ゆずり葉のお庭でも紫陽花に変わって、夏を告げるお花が順々に咲き始めてくれています。

新しいお産の家にはお庭をぐるりと囲んで、中庭の四季を楽しめる大きな窓の他に
新しい家族を迎え、ご自宅に帰られる『記念の一枚』にと、みなさんお気に入りの撮影場所となっている、額縁のような…明るい未来を示すような空間。春には格子戸からやさしい光がさしこむ場所があります。

その格子戸の向こうで、陽の光をやわらげてくれている三本の背の高い木が『やまぼうし』です。

寒い冬…ゆずり葉にやってきたときには、こんな真っ赤な実をたくさんつけていました。
ほんのり甘くてパッションフルーツのようなお味。

誘鳥木(ゆうちょうぼく)でもあり、もぅこの赤い実も落ちて無くなってしまっているのに、春先には驚くほどの鳥たちが遊びに来ていて、木の枝が揺れるほどでした。

そして春には、こんなに可愛らしい緑のグラデーションのお花も咲かせてくれました。
よく見ると…すでに結実のころのツブツブのようなお顔が見えます。
 
この薄い緑色のお花は、まだ赤ちゃん…

『やまぼうし』はハナミズキとよく似ていますが、花びらの角がスッととがった手裏剣のようで、空に向かって咲くお花。咲き始めの2月から、「夏向かってまた素敵な姿に変身する!」と楽しみにしていたのですが、なかなか…6月になり数カ月しても全く変わらず、グリーン系のお花の種類かな?と思っていたところ、7月に入っての雨で大変身。
グンと伸びた高い高い枝先にまでたくさんの花が一気に!一斉に!真っ白い花がお星さまのようにもみえ、天の川のようです。


この白い花びらのように見えるのは、ポインセチアの赤い葉っぱが花びら(花弁)でないのと同じで、総苞(そうほう)といいます。実は中心に球状にあつまっているのがお花。
屋根の高さに負けない背高のっぽの「やまぼうし」さん。鳥たちの目線から眺めることが出来たらきれいでしょうね。

『やまぼうし』ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ(日本が原産) 花言葉【友情】

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