ゆずり葉花暦『初夏のお庭』その③

新緑の草木のみずみずしい緑色は、爽やかな青空に映えますね。
いよいよ5月ももう終わり・・・

新緑から深緑へ。
若葉から青葉へと、同じ樹木の葉っぱでも毎日緑色が変化していく姿は四季の移り変わりを感じらていいものです。

最近のゆずり葉の朝の光景・・・

中庭を囲んでお庭を眺められる窓には、ちょうど朝ごはんの時間に優しい日差しが差し込みます。
食後に赤ちゃんと一緒にママ達もひとときの日光浴を楽しんでもらったり

お庭を眺めて季節を五感で感じてもらったりと。のんびり過ごしていただいています。

毎日、同じものを見ていてもちょっと視点や意識が変わるだけで「発見」の連続です。

ゆずり葉のもともとのお庭にずっとある樹。

とっても大きな樹なのに普段はあまり目にもとめず存在感のない樹
5月のある日に、樹木の上に雪が降ったかのような白い花が一斉に咲きました。

梅の花に似た白い小花をいっぱいつけ、存在をアピールしているかのようで。よく見るととっても上品で可愛らしいお花。
花の形や放射状につける葉や小枝が特徴的で、車軸のように見えることからついた名前『車輪梅(しゃりんばい)』
木斛(もっこく)の花に似ていることから、「ハナモッコク」といった可愛らしい別名もぴったりなお花。

毎年、こんなに可愛らしいお花を咲かせてくれていたのに気づかなかったな~と眺めていると、1週間もたたないうちに見ごろを終えていきました。樹皮や根にはタンニンを多く含み、特有の渋い黒色と光沢が特徴の奄美大島特産の「大島紬」の染料に使用されたり、ある県や市では天然記念物としても慕われている樹。

来年は、『車輪梅』咲き始めの一輪から。そして甘い香りも楽しみたいなと思います。

今は、『カシワバアジサイ』が見ごろを迎えています。
ゆずり葉の小路のあじさい達が一斉に咲き始める準備をしているので、6月は色とりどりになりそうな予感でワクワクしています。

 

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